2007年 07月 27日 ( 1 )
宣伝マンのひとりごと
この宣伝ブログを初めて約一ヶ月・・・

今日は、少しいつもと違って
人に広く伝えてゆく“宣伝”という考えを抜きに
個人的に「Wiz/Out」という映画を
どのように観たのか・・・ちょっと書かせて下さいね。


「Wiz/Out」を初めて観た時、
33歳にもなって僕は泣いてしまいました。

主人公の紗香と一哉・・・
このふたりのあまりにピュアで、
あまりに純粋な姿に
恥ずかながら号泣してしまったのです。

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今の33歳の僕からすると
彼ら大学生の悩みや戸惑いなんて
“たいしたことないだろ”って思います。

現実の世界でも
街で無邪気にはしゃいでいる
大学生を見ると
僕は嫌悪感すら感じる時があります。


みんな同じ価値観・・・同じ個性・・・
ファッションまで同じで
いったい何が楽しいんだって・・・。

でも、「Wiz/Out」を観た時
昔は自分も、どこかでみんなに合わせたし
無邪気にはしゃいでいた時期があったことを
思い出しました。

かつての恥ずかしい自分を隠したがために
彼らに嫌悪感を抱いたのかもしれない。

たしかに10年前は
僕も悩んで、苦しんでいました。


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紗香と一哉たちは
あまりにピュア過ぎるために“危うさ”すら感じます。

ある程度、裕福で、
ある程度、幸せなのに
でも存在が危ういのです。


そんなんだと、大人になって社会に出たら
潰れちゃうよ・・・って、33歳の僕は言いたくなります。

この、どこか日本人独特とも言える
“大学生特有の危うさ”が
とてもリアルに描かれていたのです。

“個性を大切に”と
大人から自由に育てられた子供たちの“危うさ”が
妙に説得力があって心に響きます。

彼らの“たいしたことのない”悩みや不安が
何だか他人事には思えない気持ちになりました。

だからこそ、紗香と一哉のふたりには
幸せになってほしいと、そう心から願っていました。


宣伝とはちょっと違ったところから
「Wiz/Out」を語ってみました。

ぜひ、皆さんにも、この感じを
体験してもらいたいです。

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by yukihiro_yamashi | 2007-07-27 02:01